4/30日開催、Antikame? WS「序」…

  • 2018.05.27 Sunday
  • 21:23

 

初めての試みとして、ワークショップを公開してみました。内容はご参加いただく方々にとって他現場でプラスに働くだろうコンテンツを扱ってみました。なのであまりAntikame? 特有のスタイルを貫いた時間ではなかったと思っていますが、そのほうが参加者それぞれの持っている現場にはプラスに働くだろうと思ったりもしました、し、今回のコンテンツはAntikame?の現場でも初参加の俳優さんには一度はやってもらうワークでもありますのでまったくAntikame? の望む芝居の類に触れないというわけでもないと思ったりもしまして、あっという間の6時間強の時間を過ごしました。募集枠は8名でしたが、告知開始から一週間で定員に達し、その後見学参加で2名さまに加わっていただき、合計10人でのワークショップでした。ご関心くださる方が、ちゃんといてくれてホッとしましたが、コチラとしてはひさしぶりに緊張しながら当日を待つような企画でしたが、Antikame?過去出演者5人に来ていただきて見守ってもらいながら、フォローしていただきながら笑いが起こる時間を提供できたかと思います。ヒトに与えてゆく側に立つということが、どういうものであるかを経験しました(これは主に身体に蓄えているエネルギー量の問題でありまして。あっさりいえば、食事の量を取らねば消費するカロリーが限りなくゼロに近づくんだなぁという気づきでありました)。けっこうな分量のことばを発して行きましたが、どうか参加者の皆さま、どうか嫌わないでくださいです。飲み会が、あんなに盛り上がるとはつゆ思ってもいませんでした。ありがたいことです。ほんとうに。

 

じぶんごとではありますが、告知での文言のとおり、やや理屈が語られることが予想されたのですが、実際じぶんでもこれほど講義のように話すとは思いませんでした。ヒトに伝えたいナニカ、知ってもらいたいナニカ、が案外にも多かったことには驚きました。これらを的確かつコンパクトに伝達する方便は、さらに今後磨きをかけてゆこうと思いますが、方便だけは芝居の精度が上がるわけでもないでしょうから「気がつかせる」ためにできる筋力を今後も上げて行ければと思います。どうやら丁寧に説明する傾向があるようです。もしかしたらいまはいかに説明してゆくか、に関心があるのかもしれません。説明できることばを持っていることをヒトがどう評価してくるのかわかりません。

 

今回のコンテンツでは、ダイアローグにおけるベーシックな部分というか根幹の部分に着眼しました。ダイアローグが生まれる瞬間に立ち会いながら、ことばが生まれてせりふになってゆく過程を体験してもらうような機会でしたが、今後はコチラが特徴としているようなモノローグでの他者との向き合い方、ことばの生まれ方を体験してもらうような機会をつくりたいと思っています。他にも、また「序」を行うということも。

ワークショップをオープンすることで知り合えた方々と、その場かぎりだけでの接点しか持てないことがなきよう、コチラは願っています。そして、どうか役立っていてくれますことを願います。

 

 

写真はあえて極端にちいさく。(撮影こいけ)

 

 


 

外部演出:演劇設計局コミュニケ「ゲキサク×4」終えて…

  • 2018.05.27 Sunday
  • 21:20

演劇設計局コミュニケ公演、無事に終了いたしました。

 

 

『揺蕩う筏たち』(作:滝澤航)

『触れた先から腐っていく』(作:田中寛人)

 

日本劇作家協会の戯曲セミナーで知り合ったメンバーが、セミナー卒業後に自作公演を具現化したものが今回の演劇設計局コミュニケ「ゲキサク×4」です。ここで、ぼくは上記2作を演出しました。

 

田中寛人さんは、2年前の劇作家協会「冬のリーディングフェスタ」公募短編戯曲に応募し、ぼくがその一次審査担当だったことを機に魅力を感じていました。2年前は選出に至らずでしたが、フェスタ当日には個人的に知り合うこともできたため、ぼくの感想や意見などをお伝えして、なぜ選出に至らなかったのかをお話ししたのですが、田中さんはそういったアドバイス?助言?めいたものを見事に解消してくるようなカタチで、翌年(一年前)の公募短編戯曲にも応募してくれまして、こんどは選出させていただきました。というように、今回以前から接点のある作家さんでした。ので、田中作品を演出する相手としてヨシダを選んでくださったことは、ありがたいことと同時に、いろいろと試されているような気もしました。作家が四苦八苦して書き上げた作品を、演出するにあたって、どれだけベストに具体的に具現化できたかどうかに関しては、至れていない点をあげつらうことは常に可能なものでしょうが、限られた時間の中では、じぶんにでき得る限りのことをカタチづくったと思います。気づき得ることの最大値は、公演までに追求できたかと。もちろん、まだまだ他にも可能性や検討の伸びしろが残ってあったのかもしれませんが、それでも、与えられた戯曲に対して、ぼく自身が想起されて抱くようになるビジョンをカタチにした、と振り返ります。つくり手が変われば、戯曲の読まれかた、捉えられかた、なども違ってくるかと思うので、他の演出家さんが田中作品と向き合った際はやはり、どのような仕上がりにするのかに関しては「違ってくる」かと思われます。作家固有の世界観というものが強く有る作家・田中さんは、きっと広く知れ渡るようになると、ファンも増えると思います。それはでもぼくの手中の範囲外ではない世界観ではありますが、じぶんじゃないだれかが演出した際にはもっと田中作品世界が拡大的に伝達できるのかもしれないという可能性は潰しきれていないのです。それだけ魅力深い作者であることを、ここに述べ記しておきたいと思います。

 

滝澤さんとは、これ以前までは、チラホラ接点があったのですが、お互いが控えめな人間だったこともあり、ちゃんとご挨拶をしてお知り合いになる機会は、この公演がキッカケでした。公演主催側でのイザコザ?があって、ヨシダが引き受けるカタチとなったのですが、演劇作品を2つも演出する機会を与えてもらうことも稀かもしれませんし、ぼく自身にとっても、とてもやりがいのある作品でした。じぶん自身の至らない点も含めて、多くの至らない点が現場に混在するなかで、でも、それを克服してゆくというか乗り越えて行く瞬間に出会うことがほんとうに多くありまして、プロセスがとても建設的なものだったと振り返ります。作家の滝澤さんだけでなく、俳優さんも、コチラがオーダーすることに対して信じてくださったおかげで、作品がカタチづくられて行けたと思っています。さまざまなワークを稽古に取り入れたりして、芝居が変わってくる様子を知れたことは、うれしかったです、し、なにより台本に関してコチラの指摘を踏まえて改稿作業とひたむきに向き合い続けてくれた滝澤さんの「この作品に賭ける想い」を大切に全員で取り組めた現場だったように感じています。俳優さんがおもしろくて、稽古場では思わぬ笑いが起きてばかりで、これもおもしろくありました。いずれにしても、俳優さんを変えて行けることばをどれだけ持っているか、創出できるか、に関してじぶん自身の筋力への課題までをも掴めた経験だったと感じています。滝澤さんは今回の経験をおそらく150%くらい吸収し、次作ではそうとう「演劇のコツを得」つつ、作家としての着眼や態度を明確にできつつ、そしてカレらしさが活き活きとしてくる作品を書けるだろうとさえ感じます。

 

ぼく個人的なことを言えば、6L工場という機会があって、演劇表現のリスタートがあり、そこでの俳優さんたちからの反応、お客さまからの反応、自作がじぶんに教えてくるナニカとしか当時は呼ぶことのできないナニカ等を実践行為から得ることができたおかげで、現在の道のりが道になっています。演劇設計局コミュニケさんは1回目の機会の場でもあったため、ぼく自身がそのメンバーのヒトたちの、可能性を潰してしまっていないことだけを、せつに願っています。どうか、今後も、とにかく実行と実践の機会を「企てて」、みずからの望むカタチを目指してほしいと思いながら、どうか今後ともよろしくお願いいたします。ぺこり。ぼくが今回の2作品でやれたことがらの多くは、周りのヒトの支えがあって、叶えられていることでもあるので、じぶん自身の至らなさなどに関しても、今後は発展できる人間になりたいと思いつつ。

 

日々は立ち止まらないので、忘れないうちに記しておこうと思うものの、ありがたいことに次から次へと仕事の予定が入っていて、今頃になって書き記すのですが、ぼんやりした印象しか書けていませんね。。。外部演出公演が終わった翌日の朝10:00に新宿で長野県上田市の代表の方々との会議がブッキンクされたことは、さすがに身体にこたえましたし、その会議後には、次回Antikame?に出演いただく予定のキャストさんの公演の千秋楽を観に行ったのですが、たぶん途中からスイミングしてしまったような記憶もありますし、その翌日からは様々な作業を並列して進め始めたこともあり、外部公演終了後から休めることができないまま、そうして5月9日の晩から身体を崩しまして。重要な会議を2回はお休みしてしまって。でもいま考えてみますと、体調に異常や異変の訪れる体重量で3月4月を過ごしてきていたので、当然といえばトウゼンの帰結だったのだと思います。無理を継続していた先の「臨界点」というのか「沸点」を知れた、善きダウンでもありました。今後は、無理することがわかっている場合は、断るという選択をあえて選びたいとも思ったりもしますが、どうなんでしょう。でも元気に動けるウチの行動なんだとも思いますし、このようなムチャは先の未来が知れてしまいますから、であれば、倒れるまで格闘することを選んでも好い選択なのかもしれません。と同時にじぶんが一番ガンバらなければいけない領分とほんとうに向き合えているのか。懐疑を挟み込む余地が多分にあるのですが、ぼくがヒトのためにできることがらの、その役割からは避けずに向き合いたいものでもありまして。。。

 

 

新年おめございます…。

  • 2018.04.23 Monday
  • 21:31

 

相も変わらず、ずいぶんご無沙汰しての投稿となり、新年度、はじめましての投函であります。。。コレが終わると次のコレ、それを終えると次のコレ。数珠繋がりようでもありそうでもないようでもあるような具合にて過ごしてきました。前回の昨年度投函内容でもあるリーディングフェスタ以降の活動は下記のようだったような記憶であります。

 

 

◯リーディングフェスタ(20171216日(土)、17日(日))

「食べるを読む」ファシリテーター補佐担当 

120人くらいのお客様のまえでトーク進行するという、目立ってしまう経験で。会場は終始笑いがつきず、ドラマリーディング俳優さんたちの卓越したトークのオチカラゆえのことなのですけれども、たいへん面白い時間を提供できたと思っています。いっぽう、ぼくはといえば、マイクを手にしてお話できる安心から、どうどうとボソボソ声でトークを展開するのですが、終演後に方々から「改善」するよう指摘されました。たぶん9月あたりからファシリテーターのハセガワアユムさんと準備してきて、主にアユムさんがたいへんな仕事量だったのですが、それら準備のおかげと、そして選出作品の戯曲が持つ魅力のオチカラがあって、ドラマリーディング俳優として参加くださった方々の魅力とのお見事なブレンド具合で、お客様にとても意義深く味わい深い企画をお渡しできたと思っております。

 

 

 

◯視察旅行(これを出張と呼ぶのかしら)(20171221日、22日)

多くをお伝えできませんが、長野県の上田市に行きました。信州上田の魅力をザッと視察してきたような印象の旅でした。サント・ミューゼ(上田市立美術館というのかな)、とりわけ上田映劇という映画館を見て回れたことは、のちのち有効に役立てたいと思ったり。。。

 

 

◯「月いちリーディング」コーディネーター担当(2018年2月3日(土))

年末の頃に、選出戯曲を選び、まさに年末のあたりにキャスティング交渉を行っていました。選出作品は、はじめて長編戯曲を書いたという割には、演劇の面白さを熟知している手つきがたくさん詰まっていて、作者もたいへん魅力的なヒトでした。この戯曲は、登場人物が複数(少なくとも13人の名前が表記されてあり、さらに名前のない役割での登場が複数人もいて)ありましたが、月いちのキャスティング上では、兼役させることが戯曲や演劇の面白さにもつながるような気がしましたので、兼役案をひねり出すことにとりわけ四苦八苦しました、けれども、希望したいキャストさんがズラリと揃って「月いち」本番を迎えることが叶い、そして、たぶん、9月の担当回に続いてぼくは、とりわけ面白くて可能性のある作家さんの戯曲に携われたような気がします。とにかく当日でのリーディングはとってもおもしろくて、笑ってばかりいました。出演キャストのみなさま、年末に急な連絡差し上げ申し訳ありませんでしたが、ご出演くださりほんとうにありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

◯『深夜特急』(2018218日〜27日)

おもに公演期間中に販売される「当日パンフレット」(¥1,000)のコンテンツ「特集スペシャル座談会」の原稿を担当しました。これは動画宣伝も行いましたが、撮影と映像編集は米田浩章氏、川本啓氏が担当し、ぼくの方は収録の文字起こしをさせていただきました。まさかの1時間20分収録だったのですが、文字の素起こしをしたらば、やはり約18,000文字に達しまして。掲載文字量には限度がありますので、まずは14,000字まで削ってみて(削れていないけれど)、最終的にはおふぃす3〇〇の川口龍さんの英断を得て9,000文字を下回る形にて掲載しております(これは、おふぃす3〇〇に問い合わせいただければご購入がまだできます)。また、この記録映像の関係で稽古場にもお邪魔したり、本番の記録撮影にも関わることができたり、と、思うに201710月の戯曲レッスン以来『深夜特急』とのおつきあいでした。

 

 

◯視察旅行(これを出張と呼ぶのかしら)2018年2月24日、25日)

今度は九州の大分県大分市に行きました。街の施設はあまり見て回らず、とにかく大きな会議に参加して、その規模と企画の進行具合にビビりました。多くの大分県のみならず熊本の演劇人とお知り合いになったのですが、お互いに顔を覚え、名前を覚えあって、半年後あたりを迎えたいところ…。

 

 

◯日本演出者協会「近代戯曲セミナー秋元松代『常陸坊海尊』を読む」記録係(2018年2月25〜3月18)

演出者協会の会員になる以前から関心をおいていた近代戯曲セミナーに、ようやく関わることができました。ですが、スケジュール調整が難しい時期でもあったため、記録の作業をさせていただく形にて参加させていただきました。結果的には、リーディング発表の二日間とも、その記録映像を編集する具合で鑑賞したという有様ではあります。。。恥ずかしいことに、秋元松代さんのことを詳しく知らなかったので、多少は詳しくなれたのかもしれません。世代の違う演出家が集って、ひとつの作品と向き合い、そしてまた、ひとりの作家の生い立ちや作家歴の編纂なども語りあったりするのですが、これがとても有意義でアカデミックな時間でした。参加演出家もドラマリーディングするのですが、それはぼくにはなかなか難儀なことであり、どの演出家さんもみんなみんな、お芝居が達者なので困ってしまいましたが、、、 次の機会でも、参加できたいところですが日程が不安です。

 

 

◯日本劇作家協会「せりふを読んでみよう」運営担当(2018年3月15日〜20日あたり)

年に数回開催しております劇作家と俳優のための戯曲レッスンですが、今回はせりふWS委員に入って初めての担当回でした。このワークショップではたぶん、せりふを扱う仕事をする劇作家と俳優とが、直接向き合って、劇作家の思考を俳優が知り、俳優が劇作家の思考を知るような機会の場だと考えます。毎回の講師はちがいますが、その講師の劇作家にしか伝えることのできない戯曲の読み方や解き方、書き方や使い方を直接語ってもらうことで、俳優が戯曲の奥深さに気がつくキッカケを掴んだり、せりふとの向かい合い方への理解を深められる場であったり、いっぽう、劇作家にとってはより良いせりふを書くための気づきを得られる場としてのワークショップであると考えます。ぼく自身も参加俳優さんや劇作家さんと同様に、講師の講義から気がつかされれる点が非常に多くあって、育成事業としてはより多くのヒトに触れていただきたい機会の場です。まだ発足して間もない若い事業なのですが、参加希望者が多く応募されることを願っています。まだあまり知られていないようです。

 

 

◯外部演出公演(2018年3月1日〜4月21日)

これに関してはおそらく別立てで記事した方がよいように思っています。ですのでいまは割愛します。

 

 

その他

◯原稿 劇作家協会会報「ト書き」リーディングフェスタ事業報告(2月25日締切1000字)

◯寄稿 「脚本を書くということ」(JPIC読書アドバイザー会員に向けた毎月の会報誌。4月末日発行の号に特集として)(4,200字)(4月15日締切)

 

 

たぶん、覚えているのはこれら上記のこのくらいのような気がします。

5月には新作台本を書きあげる予定です。この宣言は、じぶんに裏切られる可能性がないわけではないのですがあせっております…。

 

 

 

 

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